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私達がこのブランドを立ち上げた一番のきっかけは、地元です。私が生まれ住んでいる所は、神奈川県の逗子市という海と山に囲まれた自然豊かなところです。分かりやすく言えば湘南の一部です。 そんな環境の中育った私は、自分の生まれた町の良さなど余り考えず暮らしていました。ところが、ある二つの出来事がきっかけで私たちの生活のリズムは変化し、町のことを考えるようになったのです。 その一つが商店街の青年部です。その組織にかかわるようになり大人レベルの話し合いに参加し、先輩方にいろいろ教わりたくさんの事を学び、今住んでいる町の事を真剣に考えるようになりました。 そしてもう一つが自然に大きく左右される波乗りです。それまで海のそばに住みながらまったく興味がなく、気にも留めなかったものが今では、波があるたびに時間の許す限り波乗りを楽しんでいます。そして自然を相手にしているにつれ環境に興味を持ったのです。 今では当たり前な事ですが、当時わたしは、どこでもタバコのポイ捨てなどを平気でやっていました。それを考えれば環境を意識出来るようになったのは、波乗りのおかげだと思います。たかがタバコじゃないかと思うかもしれませんが、あくまでも自分の物差しで計った考えですのでお許しを。 とにかく私が波乗りを始めたのが27歳のときですからここ10年で自然に対する考え、そして今住んでいる逗子に対する考えが大きく変わったのは間違いありません。 私は、逗子の商店街で働いています。これまでいろいろなイベントに参加したり企画したりしてきました。例えば市民まつり、お祭り、流鏑馬、逗子の童話の劇、その他いろいろあります。 ある時商店街の企画で『町いっぱいのハワイアン』というものがあり、亀ヶ岡神社でイベントを行っていました。そのイベントは私たちの通りの青年部ではあまりうけがよくなく、どうしてハワイなの? ここは逗子でしょ? などさまざまな意見が出て結局そのイベントには参加しませんでした。 もちろんハワイは素晴らしい所ですし、最近フラダンスなどハワイアンブームで人気もあり、うけはいいと思います。でも逗子には逗子のいいところがある、逗子らしさが何かないかと女房と考え始めたのです。 そして、私がのる気ではなかったイベントから最大のヒントを見つけました。それは、亀ヶ岡神社でのイベントです。 亀ヶ岡神社は逗子駅の近くにあり、その周りを各商店街が囲む逗子の中心地でもあります。人も集まりやすいこの場所で、そのイベントは行われていました。女房がその前を通りかかった時、中ではパッチワークで有名なキャシー中島さんが講演をおこなっていたのです。何なんとなく女房も足を止め中に入り耳を傾けていると海亀の話になったそうです。 確かに亀ヶ岡神社は亀を大事にしているので、亀のお守りもあり、私も昔お神輿をかついでいたので、亀にあやかり陸亀を飼ったりしました。もちろん今でも元気に生きています。話を戻しますが、海亀の話題になり女房も何かを感じ真剣に聞き入り、家に帰ってきて私に話したのです。 海亀ってサーファーにとって大切な生き物なんだって。 私は何でと聞くと、海亀ってサメの好物で、パドリングしている姿が海亀に似てるからサーファーを襲うらしいよ。それと海亀はある程度サメの気配がわかるから、海亀が泳いでいるときは安心してサーフィンを楽しめるんだって。だから守り神じゃない? それを聞いたわたしは凄く恥ずかしい思いがしました。 そんなことも知らなかったなんて・・・ テレビで何度か見ていたのを思い出しました。ダイバーが海の底からパドリングしている姿と海亀が泳いでいる姿を比較して解説していたのを。 そして女房にいったのです。じゃあサーファーにとって天使じゃん。そういえば羽を広げて飛んでるみたいだもんな。 そしてこの日、天使のような亀にエンジェリックタートルと名前を付け、ロゴ創りが始まったのです。 それと同時に海亀を調べいろいろな事を学び、ますますこの逗子に結びつくことがでてきたのです。 海亀は漁師さんにも特別な存在だったのです。昔から漁に出て網に海亀がかかると大漁になると伝えられていて海亀にお酒を少し飲ませ海に送り返したそうです。そして逗子には小坪漁港がありそれを見下ろすかの様に亀ヶ丘団地という団地もあります。しかも漁に出て行く両サイドはサーフポイントになっておりビックウェーブも届き、昨年はサーフィンの大会が開かれたほどです。そして、逗子海岸沖では、海亀の目撃例もたまにあり、隣町の岩場では、干潮時、海亀がとり残され沖に出られなくなった事があったそうです。またその周辺には、亀城灯台があり、亀城海脚もあります。さらに、この私たちが住んでいる太平洋沿岸に赤海亀が生息しているのです。 これらは何にかの偶然でしょうか? 赤海亀、亀ヶ岡神社、漁師さん、亀ヶ丘団地、サーフィンのシークレットポイント、海亀の目撃、亀城灯台、亀城海脚、砂浜、海、リーフ・・・ いや偶然でもかまいません。これだけの事実があるのですから、私たちはこのようにリズムよく次から次へと 押し寄せる”亀との縁”と言う波に乗り、この逗子からAngelicTurtleを、日本いや世界に旅立たせたいと思っています。大袈裟かかもしれませんが、子供から大人まで誰でも着られ、流行すたりなくいつまでも愛してもらえる様に。そして日本語で亀と入れているのもこの事を考えての事です。 シンプリーズベスト・・・この言葉を信じて、AngelicTurtleが翼を広げ一人でも多くの人に着て貰えるよう私たちも頑張っていきますのでどうかよろしく御願いいたします。 2006/11/22 |